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wtnb18 after story

2009-01-22

読んだら追記していく感想 

17:49

林芙美子 風琴と魚の町

読んだ。が、林芙美子を読むために参加したのにこれをまず読んでしまってはモチベーションが続かないのでは!? 有名どころの放浪紀(森光子のでんぐりがえしでおなじみですね! 風琴と魚の町の放尿シーンといい、林芙美子は女性が股の間に頭をやる格好が大好きなんだねー! 楽しいひとだねー!)にしようかとも思ったのだけど、結構長かったので、いくつかざっと見てみて長さの調度良い風琴と魚の町にした。風子と海星の街を課題にすればスロブさんも風子ルートをやったのだろうかと思うと指定してやればよかったかもしれない。しかしそれではおれが暇なので卒論とか書いてしまう。ちなみにクラナドアフターストーリーは、あやしい中華サイトを利用して放送を追ってるわけだけど

川∋⊿∈ < 風子の出番がありません!

川∋⊿∈ < それはそうとヒトデはいかがですか?

川∋⊿∈ < オイチニイ、オイチニイ

まあ最終話にはでてくるんだろうけどね……。おっとこれ以上はネタバレかな。しかし「エッチなこととかもしちゃってます!」って渚ちゃん衝撃発言すぎます! そんなわけで現在は渚が妊娠したところであり、そろそろ原作プレイヤーは気をもみ始めております。うおおおおお幸せになってくれえええええ。

風琴と魚の町。おばさん落ちたあたりからの不穏な雰囲気にひきこまれる。おっさんうははははは、校長こわい、学校嫌い、腹減った、タイーホ……。親父が化粧水売って裕福になったところに心理描写はなく、いかに貧乏か、不幸か、そして途方にくれたか。を感じさせるのだなあ。なかなか。ほかのも読みたい。

織田作之助 猿飛佐助

次はこれを開いた。結構なげえな……とテンションさがった(そんな理由でさがってしまう!)ものの、いざ読み始めるとはじめっから超おもしろ文体エンターテイメントでわくわく! ツゥラトゥストラから忍術を授かり終えたところまで読んだ。鳥人の極意やら各種遁もいいが、放屁の極意はならったのか、それがいま気になっている。

読み終わった。ファボ率高そうとはまさに。全編あわせてブックマークというよりは、セリフごとをfavoriteに追加するような、洒落と七五調。

あとは、三好さんが印象に残った。牢屋での法螺は吹く意味がわからないし、歌大会のくだりでは「出てくれねば、今日限り口をきかぬ!」とか子供っぽいし、女といっしょとか嫌だそんなことより野球しようぜ! という感じだし、小学生だった。

近松秋江 狂乱

「感慨深いよ~感慨深いよ~」((c)DS文学全集)

金だけ送り続け(こんなに想ってるのに……!)とか大好きなので主人公に好感が持てた。はじめから関係は絶たれていて、それでも女を追いかけて、やはり絶たれる。の繰り返し。と話の筋が通っているので読みやすい。おもしろかったー。文章も平易でよかった。グーグル曰く黒髪三部作の二作目らしいので、黒髪と霜凍る宵も読もうと思った。はたして彼女を見つけることができるのでしょうか。旦那様になれるのでしょうか。

なれねえ。絶対なれねえ。続編の霜凍る宵とかたぶんとんでもないことになるなこのままだと。おっかけては会えずを繰り返し、最終的に宇宙とかいくと思うよ。

有島武郎 描かれた花

私は既にいふべきものゝ全部をいつてしまつたのを感ずる。

僕もそう思います。これ以後話がとっちらかっておりました。

青年の一言からよくもまあ、という感じはあったものの、色彩を誇大化する話についてはうなづいて読んでいた。絵は描かないにしても、特徴的なところ誇大化なんて絵に限らず、感想文でもそうだものね。日記書くときも思い浮かんだりすることではある。

しかし上の引用したところ以降は、言うこともなくなったらしく、カサノバさんの言葉を借りるなら文学エナジー全開気味になって、最終的に

これが人間の保持すべき唯一無二の道徳である。

とか結論付けており、話のスケール広げたなーと思った。仮想敵メソッドや一般化など、この人は炎上の素質があると思った。あと科学の話がいまいちピントの合ってない印象を受けたので、出てこないほうが個人的には良かったかな。

ちなみに、絵+科学については、いまはパソコンで絵をかけるので、やったね一件落着だ! 2009年は素敵な未来だ! といえるのではないだろうか。誇大化して描かれた性器の断面を冷厳無比なフォトレタッチ! またエロゲーの話かと真人間(まにんげん)の圏外地獄さんにあきれられてしまう。

あと、死刑の前もそうだったけど、数十年前に書かれたnot小説となると、さすがに主張は目新しく感じないことが多いかなーと思った。なので個人的には青空文庫を読むに当たっては、小説のほうが好ましいな、との知見を得た。良かれ悪しかれ目新しかれベタであれ物語なら登場人物固有のものだと感じるはず。

幸徳秋水 死刑の前

どれだけアナーキーな人生を送られた人なのかを知らないので、この文章のみから判断することになりますが、この人にとって生死を超克した大きなものというのは、死刑直前に死生観について書くことなのかもしれないと思いました。だって今、「馬鹿なやつだ」でも「わるいやつだ」でもなく

「えらいもんだ」

とこの人にたいして思っています。尊厳を保ったまま死ねていると言えましょう。

死生観にはおおむね賛同できるんだけど、死に方について、雷がうしろからイキナリ突然なシチュエーションで直撃、は結構オススメだよ、と思いました。おもしろいので。もちろん人生を大往生ブラックレーベルエクストラできれば一番だとは思いますが。

鴨長明 方丈記

「行く川の流れは絶えずして」知ってる! このフレーズきいたことある! と出だしは快調だったものの、古文なのでなかなかすらすらとは読めない。犬畜生さんのテロではないかとかんぐり始めたところですが、いざ続きを読みます。

タイミング的にロボ紳士さん選出かと思っていましたが、石川さんでした。事実誤認をお詫び申し上げます。

心地よいテンポで書かれているような気はしたものの、げに悲しきはテンポよく読めない読解力の無さよ。時間がギリなこともあり、さらにmatakimikaさんのついったーの書き込みによりクラナドアフターストーリーの今週分を見ていなかったことを思い出して、見て24分、思いふけって24分、48分かかったので、まあ、あれです。渚ー! がんばれー!

感想としては、街に住むと火事で延焼しちゃうのでやばいなどの恐怖から山に逃れて、いおりん暮らしとなったあたりの描写は好き勝手に楽しく生きているな、と思った。恥ずかしがる相手もいない、破る禁もない。自由! 勝ち組! という感じだっけど、そんな俗世の感覚で楽しがっているようでは、寂しさで涙がこぼれてもいるのではないか? と思いました。

ゲスト